セミオーダーハウス i−style

4.環境負荷が少ないこと


i−styleコンセプトである、建物の長寿命化により、
例えば三世代が使用することができれば、
使用材料も約3分の1(家三軒→1軒)で済みます。
実際には、その永い期間の間に幾度かのリフォームや
リノベーションも行うと思いますから、
三世代で1軒分の削減と考えた方が良いでしょうか。
今までの日本の家屋の平均寿命は26〜27年と言われていますが、今後長寿命な住まいが普通になってきます。
これは、長期優良住宅や長期優良住宅化のリフォーム支援など、
沢山の補助金が出ていることからも明らかだと思います。
いろんな理由で建て替えが行われますから、
万全とは行かないですが、より長寿命に対応出来る住まいであれば、建て替えを考える前にリフォームなり、リノベーションでの対応を考える事でしょう。そう言う住まいにすることが最大の目標であり、建物の価値にもつながって行くと思います。
 地球温暖化は世界的な問題になっており、2015年に国連サミットでSDGsが採択されました。SDGsとは、
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、17の大きな目標が掲げられています。
建築(住宅)も他人事ではなく、私が見解としては17項目の内、
下記の4項目が当てはまると思われます。
i-styleは超高性能住宅ですから、3、7、12は現在の水準で考えると、ほぼクリア出来ると思います。あとは12で環境に配慮した取り組みを我々つくる側もつかう側も意識することだと思います。
少なくともi-styleの様な住まいは、つかう人が意識しなくても環境負荷が一般的な住宅よりかなり省エネであり、環境変化が少なく、身体への負担が少ない住まいですから、安心していただけると信じています。

   3.全ての人に健康と福祉を

あらゆる年齢の全ての人の健康的な生活を確保し、
福祉を推進する。
   7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

全ての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。
  11.住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的、安全性、強靱かつ持続可能にする。   
  12.つくる責任、つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する。    

 使用する素材もできるだけ自然素材を多く使用することで、工業化製品のように製造過程でのCO2排出も抑えることが出来ます。
もちろん現時点では、コンクリートやサッシ、ガラス、金属板、構造用合板等の工業化製品も使用しており完璧ではございません。しかし時代の変化のと共に改善し更に進化していきたいと思います。