セミオーダーハウス i−style

天龍杉葉枯らし天然乾燥材


 天龍材は、全国的にも有名で、良質な木材産地です。
今回、i-styleの構造材として採用している天龍杉は、葉枯らし材といって、
伐採した木をその場で3ヶ月以上、葉が付いたままの状態で寝かします。
この間に、水分が半分くらい抜けます。
そして山から運び出され工場で皮をむかれた状態で、
更に半年から1年程寝かされます。
製材を終えたら再び半年から1年間、
天然乾燥され木の強さや色合いが引き出され出荷されます。
天然乾燥材は言ってみれば健康的に日焼けした健康優良児です。

 また人工木材である積層材は、木と木を接着剤で接合したもので、
その歴史はまだ70年程度のものです。
そして接着剤は紫外線に弱いため、
日の当たるところでの使用は適しません。
i-styleでは、基本コンセプトが「長寿命」であるため、
おのずと無垢材となり、天然乾燥材が望まれるようになります。

※地域材を活用した際、
国や県、市町から助成金を受けることが出来ます。
 この時、使用木材の含水率は20%以下と規定されており、
天然乾燥材では 概ね20%となるものの、
材料によってはギリギリのものもあり、
検査に通らず助成金が交付されなくなる恐れもあるため、
助成金の申請を行う場合人工乾燥を掛ける場合があります。